採卵日から5日が経ちました。私の卵子は頑張ってくれているかな?ドキドキしながら移植の持ち物を持ちトイレを我慢して尿を溜めながらクリニックへ。
始めに培養士さんからの説明があるとのことで部屋に呼ばれて1枚の紙が渡されました。見ると移植1の文字が!
やった!
しばらくして培養士さんから説明が始まりました。
採卵できたのは8個。そのうち一つは十分に成熟していなかったので破棄して残りが7個。
そのうち4個を精子は振りかけて自然に受精させ、3個は顕微授精を実施。全て受精卵にはなったけれど、振りかけて受精したうちの1個が奇形であったので破棄して残りは6個。そのうち5日目までに6個全てが培養されていました。
今回、移植するのは一番良い5ABのもの。残りの2個は3BCまで育ち凍結が可能になったので凍結され、残りの2個はもう1日培養して凍結できるか判断するとのことでした。
移植の準備を終えて移植が行われる部屋へ行くと先生が移植する卵の画像を見せてくれてもう一度説明をしてくださいました。
「卵の上の方に少し細胞が出てきているのがわかりますか?もうすでに自分で透明膜を破って出てきている非常に元気な卵です。60%くらいはうまく行くと思います。」
その言葉が嬉しかったこと、そして初めて見た自分の受精卵がとても愛しく、また元気であったことが嬉しくて感無量でした。
移植は痛みなく15分程度で終了。夢にまで見た私の赤ちゃん(正式にはまだ卵の状態だけど)がお腹にあることが嬉しくてたまりませんでした。
妊娠判定日は14日後。それまでに気を付けることが書かれた紙と黄体ホルモンを補充するための膣座薬を頂き帰宅となりました。
移植後に気を付けることはアルコール、喫煙はしないこと、カフェインを控えること、激しい運動をしないこと、走らないこと、自転車に乗らないこと。これらを守って判定日まで、今度は私が卵を育てる番です。
お腹を擦りながら「元気に育ってね」と心の中で語りかけながら判定日まで楽しみに待ちたいと思います。