体外受精をする際には多くの卵子を採卵できるように育てる必要があります。一つの卵子よりも数が多いほど成功する可能性があがるからです。そして、卵子を育てるために必要なことが自己注射によるお薬の投与です。
針を見ることは大丈夫だし、なんとかなると思って甘く見ていたけど、実際に自己注射する針を見ると、第一関節ほどもある長いものでした。想像以上のものに驚いてしまうと同時に怖くなり、冷や汗と貧血が押し寄せました。
本当に大丈夫だろうか…どうしよう。
でも、やると決めたし皆がやっていること。一つ一つを乗り越えることで赤ちゃんに近づける。
やり方を教わり、実際に自己注射をしてみることになりました。躊躇するとできなくなる、思いきってやるしかない!意を決してお腹のお肉をつまみ、勢いよく注射しました。
始めにプツンと膜を破る感覚のあとは何も感じず、痛みも全くありませんでした。そのあとはお薬の投与です。ゆっくりと押し込んで注入。自分でスピードを調整できるし、全く痛みもありませんでした。
思っていたよりも、自分でやる方が調整できるし安心感がありました。
針の長さに慣れるには少し回数が必要なようですが徐々に慣れることができそうです。
自己注射をしているかた、どうやって怖さを克服しましたか?
体外受精を考えているかた、私と同じように自己注射を頑張っているかた、思っているよりも大丈夫だし、一緒に頑張りましょう。