はじめての体外受精③~職場へ休みの相談~

体外受精をはじめ、不妊治療をする際の壁といえば、働いている人なら悩むお休みの問題。職場に知られたくないし、だからといって体外受精ではかなりの日数の通院が必要であり、午前中に受診へ行かなければならないことも多いため仕事を休まざるをえません。しかし、そんなに頻回に休んでいると何を思われるかわからない。職場の理解を得て休みをとることが必須になってきます。

治験の場合は通常の体外受精よりも多くの通院が必要です。このため、職場への説明が不可欠になってきます。

先日、勇気をもって職場のトップへ休みが必要な旨を伝えにいきました。詳細はできるだけ臥せて「婦人科へ通院していて何日かお休みをもらわないといけません」と言った途端に「不妊か!?うちもできなくて人工受精までしたよ。でもいろいろしたけど結局は41歳の時に自然にできたわ。こればかりはわからへんもんね。いい病院を選んで頑張ってね」とまさかの返事を頂きました。もちろん、休むからには迷惑がかからないようにと言われましたが…。

いろいろな事態を想定していただけにあっけにとられましたが、同じ悩みを抱えたことがある人は意外と身近にいること、そして、その人たちは理解をしてくれて子供ができない悩みをわかってもらえるんだと改めて実感しました。

今、私と同じ悩みを抱えているかたは職場で信頼できる上司に勇気を持って打ち明けてく見てください。私みたいに良い結果がえられることも多いにあると思います。

さて、私の生理開始予定は来週…それが体外受精の治験の始まりを意味します。どんな結果が待っているのか不安ばかりですが、この一歩は今後に繋がる一歩であると信じて前に進みたいと思います。

はじめての体外受精②~治験のための検査とか今後の日程~

リセットしたので治験に参加できるか、採決でホルモン値の確認をしてきました。結果は…問題なし。治験への参加かわ無事に決まりました!ひと安心。

先生の診察に入り治験の今後のスケジュールの見通しを教えてもらいました。そして治験に必要な検査データをとるために、もう一度、採血をしました。エイズに感染しているとか、問題がない見つからなければ予定通り、1周期は治療を行わずに体を休ませて、その次の周期に体外受精にチャレンジします。

体外受精の方法はスプリット法。受精障害があった場合に全て受精しないというリスクを避けるため、この方法をとるとのことでした。

その後、5日間培養し、無事に育てば体に戻します。ここまで育つと4~5割は妊娠できますと先生に言われると期待してしまいます。

さて、次にすることは職場へこの辺りにお休みをもらわないといけなくなりますという連絡です。来週、出勤したときに婦人科へ通院していること、検査や処置のためにお休みを何日間かもらわないといけなくなること、その日にちが直前にならないと見通しが立たないことを話さないといけません。きっと、不妊治療をしている人たちが一番悩むこと。

仕事との両立。

少しずつ、不妊治療が認知されてきているけど中年世代や男性たちには理解されにくい気がします。子供ができるのが普通だと思っているからです。

もっと不妊治療に理解のある社会になれば、子供がほしくて不妊治療がしたいのに休めなかったり周囲の理解が得られなくて悩んだり前に進めない人たちが一歩を踏み出せるのに。それが、今騒がれている少子化の一つの解決策になるのにと思います。

本当に不妊治療に優しい社会になることを願うばかりです。

しばらく通院しなくて良いので、これからは毎日のんびり自由に過ごしてくださいと言われました。良い卵を育てるためにルイボスティーを飲むことは継続して実践していこうと思います。サプリメントはもしかするとお薬に影響するかもしれないので飲む場合には成分をみてもらわないといけいとのことで体外受精が終わるまではやめておくことにしました。もちろん、問題ないとは思いますが治験ということがあるのでね。

初めての体外受精①~説明会~

治験の体外受精への参加を決めて、まずやらなければならないことが体外受精の説明を受けること(インフォームドコンセント)でした。私の通う婦人科では体外受精をする場合は必ず行っているようです。

予約した時間に培養士さんがスライドを使い体外受精についてとリスク、どんな方法があるのか、費用について説明をしてくれました。ある程度のことは知っていたけれど、各方法がどういったものか、メリット、デメリットについて知ることができました。方法について今回は治験なのでやり方が決まっているため知識を深められたといったところでしょうか。勉強になりました。

治験では採卵後、培養が可能な限界である5日目まで卵を育てます。ここまで育つことができたら着床率が少し良いみたいです。育つかどうかは個人差が結構あるとのことでした。AMHが低いから育ちにくいとかいうことはなく、AMHは残りの卵の数の目安なので卵子の質は年齢と個人差によると聞けてひと安心でした。

マンツーマンで説明してくれるので質問もしやすくて良かったです。

次回は治験へ参加できるのか、データがなかったホルモン値を調べに行きます。