体外受精をはじめ、不妊治療をする際の壁といえば、働いている人なら悩むお休みの問題。職場に知られたくないし、だからといって体外受精ではかなりの日数の通院が必要であり、午前中に受診へ行かなければならないことも多いため仕事を休まざるをえません。しかし、そんなに頻回に休んでいると何を思われるかわからない。職場の理解を得て休みをとることが必須になってきます。
治験の場合は通常の体外受精よりも多くの通院が必要です。このため、職場への説明が不可欠になってきます。
先日、勇気をもって職場のトップへ休みが必要な旨を伝えにいきました。詳細はできるだけ臥せて「婦人科へ通院していて何日かお休みをもらわないといけません」と言った途端に「不妊か!?うちもできなくて人工受精までしたよ。でもいろいろしたけど結局は41歳の時に自然にできたわ。こればかりはわからへんもんね。いい病院を選んで頑張ってね」とまさかの返事を頂きました。もちろん、休むからには迷惑がかからないようにと言われましたが…。
いろいろな事態を想定していただけにあっけにとられましたが、同じ悩みを抱えたことがある人は意外と身近にいること、そして、その人たちは理解をしてくれて子供ができない悩みをわかってもらえるんだと改めて実感しました。
今、私と同じ悩みを抱えているかたは職場で信頼できる上司に勇気を持って打ち明けてく見てください。私みたいに良い結果がえられることも多いにあると思います。
さて、私の生理開始予定は来週…それが体外受精の治験の始まりを意味します。どんな結果が待っているのか不安ばかりですが、この一歩は今後に繋がる一歩であると信じて前に進みたいと思います。